The KEIO boys enjoyed a close game and won!
福井商業 1 vs. 3 慶應義塾
天候のために、29日の第4試合に変更された母校・慶應義塾高校の対福井商業戦は1回戦と同様、途中から照明点灯の下で行われた。我が塾高は引き締まった試合内容の痺れるような接戦を制してベスト8に名乗りをあげた。
30日の朝、塾高1年生以来の永年の親友O君と待ち合わせして、11時3分品川発ののぞみ311号にて関西に向かう。13時30分新大阪到着、1回戦応援の時はテンションが上がり過ぎてか、帰りの新幹線での弁当まで朝から何も食べなかったことを思いだし、梅田で昼の弁当を調達することに。
友人の中でも一、二を争うグルメ(というか味に異常なほどうるさい、食いしん坊)のO君は阪神百貨店の地下食品売り場で勝手知ったる我が家のごとく奥まった場所にある「吉野すし」の売り場へ一気呵成に怒濤の寄り身。チラシ寿司と「二寸六分の懐石」を注文し、出来上がりを待つ時間に名物「いか焼き」なるものを食した。
甲子園到着後、一塁側スタンド脇にあるショボイ小公園のベンチで件の調達した昼飯をとる。周りからはコンビニ弁当を食ってるようにしか見えなかったであろうが、実は2人で¥7,500也のワタシ的にはちょっとトホホで超ゴージャスな昼食になってしまった!(確かに、鯛・海老・穴子などは素材も味付けもexcellent!)
前回同様、前の試合途中からアルプススタンドにもぐり込もうとしたのだが、今回のチケットは前回のものとは違い「出場校専用」という文字が印刷されている。入り口のにぃちゃんの「慶應ですかぁ?」という誘導尋問に見事に引っ掛かり「ハイ!」と答えたところ、「あちらに並んで下さい!」と見事却下。我ながら慶應義塾で培われた(?)「要領の良さの瞬発力」の衰えを感じる今日この頃・・・。
半大阪勤務状態の後輩K君(昨日までてっきり山梨にいると思っていた)職場とどう折り合いを付けて出てたのかは定かではないが、15:30頃に防花粉マスクを装備して登場。花粉症は神経の繊細さとかとは全く無関係に罹ることを深く実感。そのうち前回の応援ツァーを企画してくれた同期のT君一行が到着し、アルプスチケットを渡す(ワタシは決してダフ屋ではありません!)。前の3試合が長引いたため、16:30前にやっとアルプススタンドに入場。夕暮れ時で薄ら寒いものを感じたが、あの嵐の1回戦に比べれば晴れているのが何よりSo good!
1回戦時には応援歌の歌詞が覚束ないヤングな塾生が隣で大声で応援していたが、今回は花粉症の後輩K君(あまりヤングではない塾員だが)のデカ声の独り言が要所要所で爆裂した。
1回表、前試合でサヨナラ勝ちを決めた新谷を1番に起用して塾高の攻撃開始。今大会屈指の投手と言われている福井商の林は新谷には変化球で三振を取るが、140キロ台の速球をビシバシと投げ込んでくる。漆畑三振後、3番竹内は四球を選ぶも湯浅が三振でチェンジ。「福井のピッチャー、速いっすっ!」(後輩K君)
1回裏塾高の守備。福井の1番奥田2-1から右中間を破る2塁打。バントで1アウト3塁になるも、ショート・ゴロで走者はホームに突っ込めず。セカンド・フライで3アウトチェンジ。中林は初回の相手の得点チャンスを無事に摘み取った。今日は対照的なピッチャー、バヤシ(中林)vs.ハヤシ対決である。
2回表、山口、高尾は福井・林の変化球を織り交ぜながらの速球で三振を取られ、中林がショート・フライで3アウト。「やばい!福井のピッチャー速ぇ~」(後輩K君)
2回裏、中林は福井・林に球速では劣るものの、キレの良い球をテンポ良く投げ込んで三振、キャッチャー・フライ、三振で立ち上がり好調。
3回裏、高橋の三振後(「もう、三振6つ取られている・・・」(後輩K君))に淵上はレフト前に渋いヒット(本日の初安打)。トップに還って新谷は初球バントの構えをするも、見事右中間を破る3塁打、その間に淵上は生還し1点。1塁アルプスは大盛り上がり。漆畑のスクイズ失敗で、新谷は三本間に挟まれ2アウト。走者はなくなり、漆畑はショートゴロに倒れる。
3回裏、中林は2回同様小気味良いテンポで投げ込み、三振×2、ショート・フライで簡単にチェンジ。
4回表、絶好調竹内がセンター前ヒット。盗塁とキャッチャー悪送球で竹内は3塁へと絶好のチャンス。湯浅はバント失敗がたたりボール球を空振りで三振。山口はよく粘って選んで四球。高尾セフティ・バント失敗で2アウト。中林セカンド・ゴロで絶好の追加点のチャンスを失う。「バントの練習、やってのかよ?」(後輩K君、ちょっとお怒りモード)
4回裏、福井・奥井が左中間を破り3塁打、ピンチ!「福井、足速ぇ~」(後輩K君)。次はセンターフライだったが、3塁走者はホーム突入できず。しかし、スクイズ成功で同点に追いつかれる。しかし中林は三振を取り、同点止まりに押さえる。「福井はバントちゃんと成功した・・・」(後輩K君、ぼやきモード)
5回表、高橋キャッチャー・フライ、淵上セカンド・ゴロ、新谷サード・ゴロであっさりとチェンジ。
5回裏、中林は先頭打者にライト前ヒットを打たれ、セカンドへ。ピンチ!送りバントを中林の悪送球で、1塁セーフでノーアウト1・3塁。かなりピンチ!その後セフティ気味のスクイズを中林の冷静な判断で、ホーム返球でタッチアウト!Go・・・・・od!1アウト1・2塁に。高橋のパス・ボールで1アウト2・3塁に。かな~りヤバイ!しかし、打者は3バント失敗で三振、2アウト2・3塁に。中林は次打者を警戒してか、四球を与え2アウト満塁に。しかし、ショートゴロで相手の追加点のチャンスをきっちりと押さえた。中林、この試合最大のピンチを切り抜ける。
6回表、先頭打者の漆畑はサードゴロに倒れる。竹内はセンター前ヒットで益々絶好調。しかし、高尾は打たされてショートゴロ、ダブル・プレイで3アウト、チェンジ。
6回裏、先頭打者の当たりがショート漆畑の前で跳ねて内野安打。送りバントで1アウト2塁で、その後のライトフライで2アウト3塁に。しかし、中林は落ち着いて、ピッチャー・ゴロを打たせ打者にタッチしてチェンジ。
7回表、我がアルプススタンドは恒例「ゆっくりモード」の若き血。グラウンドでは山口が四球を選び、ノーアウト1塁。チャ~ンス!高尾はバントを試みるも成功せず。山口の盗塁でキャッチーの送球が逸れその間にノーアウト3塁に。大チャ~ンス!高尾は一転ヒッティングで打球は見事に三遊間を破り追加点獲得で1点勝ち越し。応援席大いに盛り上がる。中林の3バント失敗で1アウト1塁。高橋のバント成功で、2アウト2塁に。淵上はショート・ゴロに倒れて追加点は1点止まり。もう一点欲しかったところ。「人の『犠牲』になることなんて嫌いなんだろうから、みんな打ってけ!」(後輩K君、やけくそモード)
7回裏、先頭打者の頭上を越えるいやな当たりを高尾が見事キャッチで1アウト。次打者はセカンド・ゴロで2アウト。中林は次打者に死球を与え、2アウト1塁に。そして、セカンド・ライナーを高尾がキャッチで3アウトチャンジ。この回は中林と高尾のコラボレーションできっちり押さえ込んだ。
8回表、新谷はファウルフライ、漆畑はライトフライで簡単に2アウトに。絶好調ボーイ竹内が高めの球を2-3から左中間オヴァーの3塁打。やったぁ~!湯浅はショートの頭を越えるレフト前ヒットで追加点!応援席大ヒートアップ。山口は大きなセンターフライで3アウト。又2アウトからの得点であった。「ベスト8、いっちゃうかも・・・」(後輩K君、ちょっとウルウル・モード。鬼の目にもナントカか?)
8回裏、中林は先頭打者を三振に打ち取り1アウト。次打者もライトフライに打ち取り、次もセカンドゴロで3アウト。「中林、アウト取るのに球の速さは関係ねぇ~ぞ」と叫んだの実はこのワタシ目です。
9回表、高尾は積極的に振るも見逃しの三振に倒れる。中林はレフトフライで2アウト。高橋の打席で慶應ベンチからタイムがかかり、なんやらヒソヒソ話。高橋は粘るも三振で3アウトチェンジでいよいよ最終回の守備に。
9回裏、。応援席は中林のストライクが決まるごとに大歓声。三振、サードフライで簡単に2アウトランナー無しでいよいよ「あと一人」。最後はライトフライを新谷がつかんでゲームセット。
やったぁ~!勝ったぁ~!
嵐の中での1回戦勝利後は、「感涙の塾歌」(1番の歌詞があれほどのリアリティを持って心に響いたのは我が人生はじめての体験)であったが、ベスト8進出を決めて歌ったのは「歓喜の塾歌」であった。
高野連のお達しで、相手校を中傷するような応援は禁止されているとのことで、甲子園ではかつて神宮で歌い親しんだ応援歌の歌詞をそのまま使えないものがある。「ダッシュKEIO」は歌詞を変え、「我らぞ覇者」は普段滅多に歌わない1番の歌詞で対応。個人的には実に下らないことだと思うが、「気品の泉源、知徳の模範」を自認(?!)しているのでルールには従おう。(それにしても、調子狂うことしきり)
今回の慶應の応援体制に関して、巷間イロイロな批判もあるようだが仕事や勉学に忙しいOB・OGが駆けつけてくれ、現在の塾高の足らぬ部分を補ってくれる行為には一OBとして感謝の念を捧げたい。塾高からの要請とはいえ大学の応援指導部の諸兄が自分の母校でもない塾高(特にリーダ部の部員の殆どは塾高OBではない)の応援に快く応じ、裏方に徹してサポートしてくれることにも素直に頭が下がる。本人達の目立ちたい、騒ぎたいという気持ちだけでこんなことができるワケがない。幼稚舎生からスーパーOB・OGまで一体となって応援をすることに、外から見ればうざったいモノを感じられる向きもあるかとは思うが、これが一貫教育校である慶應義塾最高の誇りの一つであると言っても過言ではない。
試合終了近くでは、「メガホン投げるな」、「フェンスにしがみ付くな」といったプラカードを応援指導部が掲げていた。(1回戦では、確かにいくつかのメガホン投げはあった。但し、投げられたのはお馴染みのプラスティック製のモノではなく、10年振りに復活した塾伝統の紙のメガホンである。勿論これ自体良いことではなく、2回戦ではメガホン投げはなかった)
試合終了直後に気付いたのだが、塾高OBで普通部時代から芸能活動を続けているジャニーズ事務所『嵐』の櫻井翔君も応援に駆けつけてくれていた。
「フレー、フレー慶應」、「フレー、フレー福商」とエール終了後、甲子園駅に向かう途中での後輩K君の「梅田で、ちょいと・・・」という執拗な誘いを振り切り(彼に付き合ったら、その日中に帰れないことはこれまでの経験上火を見るより明らかである。『気をつけよう、甘い言葉と暗い道!』)、O君と新大阪発19:53ののぞみ30号で帰京した。
1回戦に関しては”Enjoy Baseball” under a heavy storm of spring and applauseをご参照下さい。
P.S.
今回のセンバツ出場に関して、OBを中心に寄付が募られているのだが、世間の憶測に比べて驚くほど寄付金が集まっていないのが事実である。(2回戦出場時点で既に赤字とか)
OB諸兄・有志にあっては現在の塾高関係者に成り代わって重ねてのご援助をお願いしたいものである。詳しくは塾高野球部・選抜大会出場のサイトへ。
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Comments
またまたTBありがとうございました。
私も今回は見に行ってました。9回から(笑)
次は地元神戸戦ですね。会社休んで見に行きます!
Posted by: はぢ | March 30, 2005 08:52 PM
はじめまして。
慶応が出場なんて珍しい・・なんて書いてしまった私の記事にTBいただきありがとうございます!
※TB送信の調子が悪く重複送信してしまいすみません。
甲子園まで観戦に行かれたのですね!記事からも盛り上がっていた様子が伺えます(^^
明日の第一試合は東海大相模ですね。神奈川対決ぜひ実現してほしいと思っているのですが・・
Posted by: Kirappy | March 30, 2005 09:24 PM
TBありがとうございました。
このまま勝ち進んで神奈川決戦を見たいですね。
Posted by: 川崎市宮前区の税理士・FP | March 30, 2005 09:28 PM
TBありがとうございました。
仕事さえなければ甲子園に駆けつけるところでしたが。それがなにより悔やまれます。
頑張れ、慶應義塾野球部!
Posted by: みやも | March 31, 2005 01:19 AM
tb⇒tbありがとうございました。母校が甲子園に出る。しかも勝つ。よろこばしからずや。今回は塾高を応援しますぜ。
Posted by: mnb | March 31, 2005 02:04 AM
慶応のOB、OG以外にも、東京六大学野球のファンはウント喜んでいると思います。
勝ち進んでほしいです。
Posted by: ottocento50s | March 31, 2005 06:57 AM
いつもいつもTBありがとうございます。塾生の応援もさることながら、仕事の合間をぬって駆けつけてくださる塾員の方々の応援のパワーに圧倒されるばかりです。間違いなく選手達の力になっています。まさに慶應義塾社中という言葉が相応しいと思います。次も強敵ですが、チームのムードも非常によく、一戦必勝で臨みたいと思います。
Posted by: Keita | March 31, 2005 08:12 AM
TBありがとうございました。
我が家では、弟が大学のリーダー部に所属ということで、慶応を応援しています。
次は強豪ですが、選手と応援団の方たちのパワーを信じて、テレビの前で応援したいと思います。
Posted by: tone | March 31, 2005 04:59 PM
TBありがとうございました。
今日はついに準々決勝ですね!
勢いに乗って頑張って欲しいです(≧∇≦)
Posted by: kaworu18 | March 31, 2005 11:58 PM
トラックバックありがとうございます。
昨日は残念ね結果でしたが、二年生野手メインで中林投手を中心にしたチームだったようなので負けるときはこんなものかなあ、と思いました。休養十分で神戸国際とたたかっていたら、と思います。夏は激戦ですが応援したいと思います。
観戦記、じっくり読ませていただきました。
Posted by: gikyoudai | April 02, 2005 02:27 AM
TBありがとうございます!
残念ながら塾高は次の試合で敗れてしまいましたが、この試合はとても見ごたえがあったし、何より甲子園で生で見られて本当に良かったです。まだ夏が残っていますから、塾高の野球部の皆さんには是非頑張ってもらいたいですね!
Posted by: chihirotehero | April 02, 2005 05:29 PM