”Enjoy Baseball” under a heavy storm of spring and applause
初戦突破!!
慶應義塾 8 vs. 7 関西
45年振りのセンバツ出場の母校・慶應義塾高校が雨天のため順延された初日(24日)第三試合で岡山の関西高校にサヨナラ勝ち。私的(ともいえないが)な歴史的瞬間を甲子園球場で目撃することができた。(実際にはこんな冷静な状態ではなかった・・・)
23日は、甲子園に行くつもりであったのだが、東京駅で試合中止の報を聞き仕方なく帰宅。
翌24日には大学同期の連中が企画てくれたミニ應援団ツァーに参加させてもらって、昼頃に甲子園に乗り込む。ノヴォテル甲子園で応援グッズ(久々復活のメガホンにもなるトンガリ帽子のセンバツバージョン)を貰ってから、関西サイドでサポートして頂いたG君ご一家(ご子息がこの春に見事塾高に合格し、野球部に入部するとのこと)にお目に掛かり、いざ1塁側アルプス・スタンドへ。
未だ神戸国際大付属と甲府工業の第2試合の途中でスコアは0対0で淡々としたゲームが続いていたが、7回に試合が動き甲府が得点。8回には神戸国際大付属の集中打が実り逆転。第3試合の時間帯に雨の不安があり、たまたま神戸国際大付属側の応援席だったので、内心「勝って、サクッとお引き取り願いたい」との想いで便乗応援をする。結果は神戸国際大付属の勝利で無事9回で試合終了。
応援席入れ替えのため、塾高生が入場(学ラン着ているので、カラス軍団のよう)。スタンド入り口からはOB・OG(女子高にはチア・リーディングではお世話になっているので)と思しき人々も続々と入ってくる。我がミニ應援団は現役塾高生に遠慮して(?)、後段最前列の席を確保。
我がチームの守備練習があっという間に終わり、唯一の現役應援指導部と言われている清水クンのリードや山田校長の「塾生注目!」は座席後段迄は届いてこず、ワケの解らないままテキトーに「そうだぁ~」を連呼。
試合開始後、先攻の関西があっけないほど簡単に得点するも、まだ余裕。投手中林の立ち上がりは上々の出来だった。1回裏慶應は、先頭打者竹内のヒットを足がかりに同点に追いつく。2回、3回と中林は好調なピッチングを披露し、3回裏に高尾、湯浅、山口の集中打で3点追加、当然我が一塁側アルプス・スタンドはイケイケ・ムードが満タン状態。
隣に座っていた、ヤングな塾生(恐らく大学生)は終始大声の応援でなかなか元気が良い。ただ、応援歌は「若き血」しか歌えないようで、「三色旗の下に」と「我らぞ覇者」は歌詞を覚えていないらしく、歌詞カードを必死に追いかけていた。(応援に来る前に、ちゃんと覚えておくように!→ヤングな塾生)
4回、6回と関西に追加点を許し、ちょっといやなムードに。7回表に集中打を浴び3点を失い、2点のリードを許す。流石にこの時ばかりは応援席に凹んだムードが漂っていた。
だが、しかし、7回裏2アウト後に高尾からの四連打(含む中林の3塁打)で、3点を加え再逆転。応援は再び大ヒートアップ。そにしても天気は雨は降るわ、風は吹くわの殆ど春の嵐状態。気温も急激に下がり、選手のコンディションも心配だったが応援席も全員びしょ濡れ。とにかく寒い、しかしこんなことにメゲてはいられない。スコア・ボードには「雷に気をつけて」旨のメッセージが出るが、「どう、気をつければいいんだ!」
スタンドでお見かけしたヨット部OBの先輩O氏は、海とは勝手が違うようで雨と寒さのため早々に撤退された模様。(後で確認したら、5回コールド勝ちを信じてホテルに戻っていたとか。甲子園でのコールド・ゲームは7回で成立とか?)
8回表、中林の頭を打球が直撃し、応援席は一瞬凍り付く。同行のA君から「ウチはピッチャー1人しかいねぇんだから、勘弁してよ!(@下町言葉)」と一言。(ゴメンよ → 福山、忠本、佐藤)
大事なくマウンドに戻った中林だが、1点を失い同点で9回裏表の攻防へ。クリンアップの強打を意識してか、寒さがコントロールに影響してか中林は四球を三つ与え満塁になるも、しかしラスト・バッターをファーストゴロで仕留めてチェンジ。結果はこの満塁を凌いだのが大きかった。9回裏、湯浅のヒット、山口の四球、中林のヒットで1アウト満塁。上田監督が送り込んだ代打の新谷は相手ピッチャーの球威に負けていたように見えたが、執念でセカンド後ろに打球を運び、
サヨナラ勝ち!
応援席は歓喜の大爆発状態。それにしても、春の嵐の悪コンディションの中、ハラハラ、ドキドキ面白い試合を見せてくれた塾高、関西の両チームに感謝。結局、中林の(投球数は160)粘り強いピッチングとクリンアップの集中打、ほぼ的確な守備(エラー2つ)で現在の塾高野球の良さがフルに出た試合内容であった。控え捕手と見られていた高橋の落ち着いた好リードも光っていた。塾高野球部の部訓(というよりは、心構えのようなもの)の「雨と風と延長には勝つ」を体現した試合であった。塾高野球部の野球への基本的な取り組かたに関しては、Philosophyのページの各項目をご覧いただきたい。
試合終了後に流れた(勿論、自分も隣のヤングな塾生も歌っていたのだが)塾歌を聴いて、何故か解らないが熱いモノが込み上げてきた。
水の溜まったグラウンドでプレイした選手・監督・コーチ、先生・関係者は勿論のこと、慶應義塾が一体となった(その中に身を置いていた一人として言うのもナンであるが)應援との化学反応で「Enjoy Baseball」「Enjoy 甲子園」を実現することができたと確信する。
應援指導に大学生やOBの助力を仰いだことに疑義を挟む向きもあるようだが、塾高だけを慶應義塾から切りしての存在はあり得ない。その主体はあくまで塾高生(含むセンバツ準備委員会)で、足りないリソースを自組織内(大学、女子高など)に援助を求めただけであり、是非ともそこいらへんの事情をご理解頂きたいものである。
こちらのエントリ(Une aussi longue absence)もご参照ください。
The comments to this entry are closed.

Comments
お久しぶりです。甲子園行かれたのですね!僕も行ってました。寒かったですね・・・家でHDレコーダーで見直しましたが、また感動しました。2回戦どうするか悩んでます。
Posted by: mondo | March 25, 2005 06:23 PM
たまたま仕事が休みで、教育テレビの「いないいないばぁ」をムスメに見せようと思ったらテレビ中継中。そのままのめりこんで見てしまいました。母方のおじいちゃんがOBでラグビーも何もかもいつも応援している姿を思い出しました。きっとあの世でも友達と祝杯あげてるんだろうなぁ。先ずは初戦突破おめでとうございます!!
Posted by: アクア | March 26, 2005 12:49 AM
初めての母校の甲子園での応援、良かったですね。
おまけに大乱戦の末の勝利、おめでとうございます。
Posted by: 三色旗の下に | March 26, 2005 10:09 AM
TB有難うございました。(返事遅くなっちゃってすみません)
今でもあの甲子園のアルプススタンドに自分が立ち、
「若き血」を、そして「塾歌」を甲子園で歌えたことが夢のようです。
ぜひともあの感激をもう一度味わいたい。
福井商業にも勝って絶対にベスト8進出したいですね。
Posted by: ポポ | March 26, 2005 12:37 PM
トラックバツクありがとうございました。
私は大学が義塾だったもので、塾高とは直接縁がないのですが、今回の甲子園は職場からインターネットで速報を更新しまくって応援していました。次の対戦相手はかなり強敵のようですが、何とか勝ってベスト8に進んで欲しいですね。私も出来ればスタンドに駆けつけたいです!
Posted by: はぢ | March 27, 2005 07:11 PM
TBありがとうございます!。
地元住民としてはうれしい限り!。
2回戦も是非とも頑張ってもらいたい!。
Posted by: JAY' | March 28, 2005 12:56 AM
初めまして TBありがとうございます
初戦突破おめでとうございます
私は関西を応援してたんですけど
残念でした
優勝目指して頑張ってください
Posted by: 我が猫 | March 28, 2005 11:08 AM
今日も勝ちましたね!準々決勝勝ったら日曜なので見に行きます!
Posted by: mondo | March 29, 2005 11:25 PM