The 2004 European/South American Cup @ Yokohama

大した動機や理由はないのだが(一応それらしいことはこことここをご参照下さい)、FCポルトは贔屓チームの一つである。「あんた誰?」という感じのCDオンセ・カルダス(コロンビア)が幸運を3乗倍くらい使ってあれよあれよとリベルタドーレス・カップで初優勝を飾り昨季のUEFAチャンピオンズリーグ覇者との対戦となった。
FCポルトの今季は監督を筆頭にチーム構成が大幅に変わり、戦力ダウンあるいは一部からはチーム崩壊まで予想されたのだが、ところがどっこい中々頑張っており今季もしっかりとチャンピオンズリーグのグループ・リーグを勝ち上がり16強に名を連ねた。
一方のCDオンセ・カルダスは、コロンビア・リーグにおいても強豪と呼ばれるようなチームではなく、2003年にほぼ50年振りに前期のリーグ・タイトルを獲得しリベルタドーレス・カップへ駒を進めた。その戦法はアウェー引き分け、ホームは僅差で勝利を狙うという典型的な「攻撃は二の次、専守防衛」型である。リベルタドーレス・カップもこの戦法でボカを破って制覇した。選手に関しても他のクラブから条件の良いオファーがあればどんどん出し、その資金でクラブ運営強化を図るというスタイルをとっているようである。
予想通りポゼッション、シュート、CKなど全ての面でFCポルトが圧倒して、終始試合を支配していた。開始早々ポルトのベニ・マッカーシーのゴールと思いきや、オフサイドの判定。その後、ルイス・ファビアーノやマッカーシーが決定的なシュートを何度か放つがゴール・マウスを割ることができない。前後半90分はポルトの攻め疲れの状態でスコアレスとなり、延長戦に突入するも、決着がつかなかった。オンセ・カルダス、無名の田舎チームであるが彼らのスタイルをこの大舞台でも貫き通しなかなか強かなものがある。
PK戦に突入した時点では、幸運も手伝ってFCポルトの猛攻を守りきったオンセ・カルダスの勝利を予感したのだが、結果は8-7でFCポルトが最後の『欧州・南米杯』の栄冠に輝いた。歴史は古いが現代の基準では資金が潤沢なビッグ・クラブとはいえないFCポルトであるが、2003のUEFAカップ、2004チャンピオンズリーグの掉尾を飾ったといえる。
恐らく、オンセ・カルダスは今後再びお目に掛かることはないチームだと思う。それにしてもEuro2004のギリシアやこのオンセ・カルダスなど化石のようなプレイ・スタイルが未だ世界レベルで通用するサッカーという「ゲーム」の奥深さを感じた次第。
1960年に当時のメレンゲの会長だったサンティアゴ・ベルナベウの提唱によってはじまった「インターナショナル・カップ」は、欧州対南米のフォーマットのまま1980年から「欧州・南米杯(トヨタ・カップ)」に引き継がれ、来年からは賞金も大幅にグレードアップされ”FIFA Club World Championship”として日本で開催されるようである。但し、欧州・南米のチャンピオン・チームはシードされるものの6大陸のチャンピオン・チームによる「世界一のクラブ」を決定する選手権となり、大幅にフォーマットが変更される。
開催地も日本に固定されるワケではなく、立候補による持ち回りで次大会は北中米カリブ海地域で開催されるらしい。トヨタ・カップの冠は引き継がれるようで、開催地が世界を回るということもこの会社の世界戦略に合致しているのであろう。
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Comments
TBありがとうございました。
大会名ぜんぜん気づきませんでした。ちなみにアメリカの放送でもトヨタのトの字も出てきませんでした。もしかしたらトヨタ、国内分スポンサー料しか払っていなかったりして、、、。
Posted by: ウギー | December 13, 2004 11:39 PM