Football Semifinal@Athens 2004 ~ Italy vs. Argentina
Italy 0: 3 Argentina
今回のオリンピックが始まる前は、アルゼンチンとイタリアが抜けているとの評判であったが、果たして予選リーグが始まってみるとアルゼンチンが他チームとは格が違う実力を見せつけてくれた。(あっ、勿論サッカーのことです)
さて、本日の準決勝であるがセリエAの若手を集めたイタリアは単にアルゼンチンが決勝戦に進むための潰す相手、引き立て役にされただけであった。正直言って、これほどのチームがオリンピックに出てくるとは予想していなかった。今回のアルゼンチンの若手は個人技の質と攻守のバランスが高いレベルであるのは勿論だが、何よりもその若々しい動きに「華」がある。個人的には先日キリン・チャレンジで来日したフル代表よりも余程魅力的なチームである。唯一の不満はサヴィオラがベンチにはり付いたままだったこと。
マラドーナ時代のアルゼンチンもアグレッシヴかつ華麗なサッカーで我々を魅了してくれたが、このオリンピック代表チームはあの時代のチームが持っていたある種の野蛮さの代わりに、ソフィスティケーションがある。こんなことを言うと鬼に高笑いされそうだが、2006W杯に向けてアルゼンチンの展望は限りなく開けているように思える。
「ど真ん中」が嫌いというヘソ曲がりな性格ゆえ(レアルよりもバルサ、ロナウドよりもラウル、セリエAよりもリーガ・エスパニョーラ、BPOよりもBRSO、ん?)同じ南米でもブラジルよりアルゼンチンに期待。
ところで、我がオリンピック代表チームはアジア予選を勝ち抜いた時点で「参加することに意義がある」と独断していたので、今回の結果に関しては言うべきことは特にない。彼らの実力以上でも以下でもない結果だった。
流石にオリンピック本番が始まってからは、メディアもあまり言わなくなったが、「ドリーム・チーム」などという名称は軽々に使うべきではない。「藤岡屋日記」と「擬藤岡屋日記」との間に存在する天と地ほどの隔たりまでは無いにしても、「擬ドリーム・チーム」の実力は「長嶋ジャパン」や「米国バスケットボール・チーム」の結果を見れば明白である。「ドリーム・チーム」とは、100回勝負して1回も負けてはいけないのである。
それから、”Out of Place”でも述べたシンクロであるが、もし常に2番手の”最上の色物”的立場(これも一つの行き方であるが)から脱却したいのであるなら、ジャポニズムな振り付けや音楽とは決別すべきであろう。今回のJapanese Dollは素人目にもOut of Place。
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