O festival terminou e ido
Euro 2004、熱が冷めていたわけではないが(寧ろ、その正反対)エントリを書くのをサボっている間に終わってしまった。
理由はともかく、開幕戦以来ひたすらプロ・ポルトガルで試合を観ていたが、今回のEuro 2004ほど各チームの熟成度・新陳代謝と戦術に関して考えさせられたことも珍しかった。
チームの熟成度をワインのヴィンテージに例えると、、フランス・イタリア・ポルトガルはこの順番で飲み頃をちょっと過ぎてしまい、スウェーデンは飲み頃にさしかかるちょっと手前、イングランドはそのもう少し手前で、今が正に飲み頃はデンマーク、チェコといった印象を抱いた。スペインも今が旬ではあるが、それほどのグレート・ヴィンテージとはいえない。ドイツは今のままでは決してヴィンテージとしては熟成しそうもない。
んで、ギリシアは?あれは、他のチームはパーティで一応ワインを飲んでいたのに、このチームだけは、酒は何でも同じとばかり地酒”ウゾー”、せいぜいメタクサを飲んでいたようなものだ。結果は地酒の勝利。
決勝戦は、てっきり我がポルトガルと時に妖刀村正の切れ味を感じさせるチェコだと予想していた。しかし、相手は誰もが現代では殆ど役に立たないと考えていたビザンティン帝国のコンスタンティノープル要塞を備えたギリシアであった。
決勝戦は確かに”サッカー”の試合には間違いないが、まるで海軍と陸軍の戦いの様相を呈しており、異種格闘技のようでもあった。結局、コンスタンティノープル要塞を陥落させるすべを持つチームは現在のヨーロッパには存在しなかった、ということである。(ロシアをヨーロッパと呼ぶかどうかは議論があるところだが・・・)
このEuro 2004で一躍ヨーロッパの頂点に躍り出たギリシアであるが、果たしてW杯の予選を突破できるかどうかは、全く分からない。
1453年5月29日、不落と言われたコンスタンティノープル要塞がオスマン・トルコの若きスルタン、メフメト2世がとった”船が山を越える”という天才的な閃きによる作戦が功を奏して陥落したという顰みに倣うチームが現れないとも限らない。
それにしても、試合後にカメラが捕らえていたポルトガル・サポータの悲痛というよりは哀感に溢れた表情は、まるで予定されていた場面の様に感じられたのは考えすぎだろうか?
Saudade!
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Comments
TBありがとうございました。こちらからもさせてもらいました。本当にポルトガルサポーターには悪いけれど、哀しみが似合う国民です。それに、開幕戦の復讐だとばかりに意気も上がっていただろうし、それに、勝てるだろうと思っていただろうし。。。
ギリシャは(テレビで何度も繰り返して言っていたけれど)1万3千人のサポーターがリスボンに来ていたんですよねぇ。これもすごい。同じヨーロッパと言っても東西両端ですし、ギリシャ人の家計にはおそらく予算計上されていなかったと思うし。
Posted by: ガーター亭亭主 | July 06, 2004 12:53 AM
>ポルトガルサポーターには悪いけれど、哀しみが似合う国民です。
試合後の画面に映っていたポルトガル・サポータの顔こそ、ワタシには予定調和のように見えました。やはり西の海に沈む夕陽に向かって涙するのが似合っている人々です。
とはいうものの、純サッカー的に見ると(どこが純ぢゃ!)Meistersingerの歌合戦で守旧派ベックメッサーが勝っちゃった!みたいな割り切れない気持ちが残るのも事実ですが・・・
Posted by: Flamand | July 06, 2004 01:39 AM
サッカーはほとんど門外漢ですが、昨日の試合はビールを片手にテレビに向かい、格好だけはサッカーファンでした。(^_^;) 試合が始まって15分過ぎた頃、近所のギリシャ料理店 "SAMOS" の前を通りかかったのですが、その熱気は凄かったですよ。娘たちも近所のビアガーデンにいたのですが超満員だったそうです。しかし、今日の新聞の見出しに「König, Otto bitte komm nach Hause zurück!」と書いてあるのには白けました。
Posted by: 【篠の風】 | July 06, 2004 02:30 AM
おめでとうございます。
誕生日ですよね。。。
ぶろぴ見てきました。
Posted by: マンションは、こうだ! | July 08, 2004 11:18 PM