Creative Destruction ~ Baseball
どのようなプロセスでネゴシエーションを進めるかは、その道のプロフェッショナルにお任せするとして、提言したい「創造的破壊」とは1リーグ制などどケチなことを言わず、社団法人日本野球機構、セントトラル、パシフィックの両リーグを解散し、各チームが米メジャー・リーグに参加することである。
そのためには、現在の12チーム(もうすぐ11チーム?)から、もっとチーム数を絞り込む必要がある。札幌1、首都圏2、名古屋1、関西圏2,、福岡1、+1くらいでどうだろう?それを2つに分けて、それぞれナショナル・リーグとアメリカン・リーグに加盟し、それをそのまま各リーグのJapan Divisionとする。例え隣国とはいえ、あれだけ野球人気がないカナダに2チームがあるのだから、野球好きが大量にいる日本にメジャー・リーグ・チームがあってもなんの不思議もない。
野球ファンは、その気になれば毎日だってメジャー・リーグの試合を見ることができる。ことによるとワールド・シリーズを日本の球場で見ることができるかもしれない。これによって、選手のメジャーへの流失なんて騒ぐ必要もなくなる。オリンピックへの出場選手も本来のアマチュアに戻すこともできる。(そのうち、オリンピック種目から外れるとは思うが)
デメリットといえば、日本シリーズと現在の形のオールスター・ゲームが毎年日本では見ることが出来なくなることくらいであろう。最大の問題は、日米間のチームの移動ということになる。しかし、現在でもリーグに所有されているエクスポズはモントリオールだけでは、観客動員が足りないため確かプエルトリコのサンファンを準フランチャイズとしており、遠征時の移動は半端な距離ではないとか。これは、効率の良いスケジューリングとタフなメジャーリーガの体力で頑張ってもらうしかない。
若干の経過措置は必要になるとは思うが、最終的には日本にフランチャイズを置くチームもメジャーのメンバーであるから選手への門戸は世界中に開放する。当然、ビジネスとして成り立つのであれば、外資のチーム・オーナもアリだろう。
これで、野球とベースボールの違いなどという詰まらない議論はなくなるし、プロを目指す選手は今流行りのグローバル(実はアメリカン)スタンダードでの競争になる。日本社会に与える心理的なインパクトも相当大きなものにはなるだろう。現在とは比較にならない数の日本人メジャー・リーガが誕生することは間違いない。日本でもプロの野球選手になるためには、英語かスペイン語でのコミュニケーションが必須となり、単に野球馬鹿などという失礼な誹りも受けないで済むようになる。
世界にはお友達の少ない米大統領であるブッシュ氏に、数少ないお友達の一人である小泉氏から話を持ちかけてみるのが良いのではないだろうか?自衛隊のイラク派遣、そのまま多国籍軍への組み入れの表明と、このところアメリカには大分貸しがあるので、さらにイラクの債権放棄でも表明すれば、喜んで受け入れてくれるのではないだろうか?但し、ブッシュ氏の時期大統領への再選は不透明なところがあるので、話ははやく進める必要はある。
1950年代は「メジャーは西へ」が合い言葉になっていたようだが、21世紀は「メジャーはもっと西へ」になるかも?
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