ThinkPad 600X Upgrade Implementation ~ その2
<<< ThinkPad 600X Upgrade Implementation ~ その1
前回までのお復習い。
1.PartitionMagic 4.0のアンインストール
2.PartitionMagic 8.0のインストール
3.CドライブとDドライブを結合し、約12GBのCドライブ作成
と、ここまでは小さなトラブルはあったものの順調に進んだ。
ThinkPad 600X Upgrade Planの次のプロセスは、IBMのWindows XP System Solution Discで移行準備ということになる。
作業手順は、まず98SEでこのプログラムの実行、次にWindows XPのアップグレード、そしてXP上でこのプログラムの残りのプロセスの実行ということになっている。
98上でのプロセスはあっという間に終わった。そしてWindows XPのアップグレードを敢行したのだが、インストーラは「XP上でサポートされないモジュール・コンポーネントがある」旨のメッセージを残して中断してしまう。心当たりのプログラムを削除しては、数回試してみるがもちっとも先に進めない。流石にMSのプロダクト、「何が?」は決して教えてくれない。
このTP600Xは暫く使用していなかったうえに、このマシンが現役当時はパフォーマンスのチューニングに凝ってネットで拾ってきたユーティリティをやたら突っ込んでいたことを思い出した。無節操な建て増しを繰り返した「田舎の旅館」状態で、その張本人ですらそれらをトレースバックするのは不可能になっている。
当初はXPへのアップグレード後にディスクの換装をするプランであったが、こんなことろでいつまでも堂々巡りをしていては夜が明けて昼になりと埒があかないので、急遽方針の変更をせざるを得なくなった。
現在の環境のアップグレードを諦めて、換装予定のディスクにXPのクリーンインストールを行うことにした。要するに、全面的な建て替え作業である。若干後ろ髪引かれる思いもあったが、1年近く使っていなかったのだから、この環境は無かったものと諦めて(と自ら言い聞かせ)、作業を再開した。
当初は、RRU(Rapid Restore Ultra)を使ってHDDそのもののバックアップに利用する予定であったPortable USB2.0 HDD/40GBにデータのみのバックアップを行った。
TP600XのHDDはパームレストの左側スピーカーの下あたりに内蔵されている。底面にあるディスクカバー部分を留めているネジ(-)をはずし、カバー部分を手前に引き抜くとブルーのタブが見える。これをやはり手前に引き抜けばHDDが外れる。
はずしたHDDはトレーにマウントされており、側面の4本のネジ(+)を外せばHDDのユニットを交換することができる。ここいらへんのことは、図解入りで「ThinkPad 600X(2645,2646) - 保守マニュアル」に詳しく記述されている。(但し、英文のみ)
その昔、TP230csでHDDの換装で苦労したことがあるが、TP600Xの場合はあっけないほど簡単であった。但し、ユーザによるHDDの換装はベンダが推奨しているワケではないので、全て自己責任において行う必要がある。
これでハードウェアの環境の受け皿は整ったので、Windows XP Professional Upgrade CDを使ってクリーンインストールを行った。(当然であるが、インストールの初期に要求されるWindows 98のCDを用意しておく必要がある)
続いて、Officeなど取りあえず必要なアプリケーションをインストールして今回のUpgrade Planは終了した。
やはり予感したように、当初のプラン通りにはいかなかった。
この文章はUpgradeしたTP600Xで打っているが、現在メインで使っているThinkPad X24に比べるとサイズが一回り大きいこともあり、キーボードの使い心地は完全に1ランク上である。また、全体的にPCの作りも現在のThinkPadに比べしっかりしており、高級感がある。
802.11gの無線LANカードでインターネットに接続しているが、現在のサブPCであるTPX20(PIII-600Mhz、メモリ320MB)よりも、このTP600X(PIII-650Mhz、メモリ448MB)の方がダウンロードのスピードテストでは遙かに良い値が出ている。
(TP X20: 0.8~1.6Mbps、TP600X :1.3~2.6Mbps)

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