May 27, 2007

Vodka Gimlet

ウオッカ(3番人気)は戦前の変則三冠馬(当時の名称は違うが現在の東京優駿、優駿牝馬@京都、菊花賞)として歴史に残る名牝クリフジ以来の64年振りに東京優駿(日本ダービー)を制覇した。

桜花賞では1番人気に押されながらもダイワスカーレットに先着を許したウオッカであるが、以前からのプラン通り牝馬ながらダービーに参戦し、最後の直線で抜け出し先行したアサクサキングスに3馬身差の圧勝。

ウオッカは2002年のダービー馬タニノギムレット産駒で、父・娘の日本ダービー制覇は初めて。今後は、ヴェルメイユ賞を経由し凱旋門賞に挑戦する計画とか。順調に仕上げれば馬齢・牝馬という斤量差を考えると凱旋門賞制覇も叶わぬ夢ではない!

64年前のクリフジは女傑を通りこし怪物クラスの牝馬でダービー6馬身、オークス10馬身、菊花賞大差という無類の強さを誇り、生涯成績は11戦無敗で1944年に引退した。

2005年秋、明治天皇以来の天覧競馬となった天皇賞のヘヴンリーロマンスと同様、今回の皇太子殿下行啓のダービーも牝馬が制している。これも何かの因縁かな?

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 18, 2005

Wind in her hair

昨日の皐月賞、スタートで躓いたものの4コーナで調教師・オーナともに勝利を確信したというディープインパクトが他馬を圧倒する強さを見せつけて先ずはクラシック一冠を制した。夏をどう越すかということがあるので菊花賞は未だ何とも言えないが、東京優駿(ダービー)はこの馬で決まりという印象を強く持った。無敗の三冠馬誕生への夢が膨らむ。

昨年の皐月賞では同じ(株)図研CEOである金子真人オーナ所有・池江泰郎調教師の期待されていたディープインパクトの全兄のブラックタイド(コスモバルクの2番人気)は16着と惨敗し、やはり鞍上にあった武豊も今年は期するモノがあったと思われる。

ディープインパクトの父で今は亡きサンデーサイレンス産駒の活躍は未だに続いていおり、既に成績を残しているがBroodmare Sire(母の父)としての存在感も今後ますます増していくであろう。

ただ、個人的により注目しているのはディープインパクトとブラックタイドの母であるウインドインハーヘア(Wind in her hair)である。1991年にアイルランドに生まれた彼女の競争成績は通算3勝(1995年のドイツGIであるAral-Pokalの優勝を含む)ではあるが、1994年の英オークスでの女傑Balanchineに続く2着は注目に値する。

ブラックタイドと全弟である皐月賞馬のディープインパクトの活躍はご存じの通りであるが、彼らの半姉であるレディブロンドは2003年に5歳未出走から3ヶ月強の間に全て6ハロンのレースで6戦5勝という驚異的な成績を上げたことは競馬ファンの間には記憶に新しい。(引退レースとなったGIスプリンターズステークスでデュランダルの4着)

現時点でもウインドインハーヘアは繁殖牝馬として「名牝」と呼ばれるに相応しい実績を残しているが、彼女には英ダービー馬(Sir Ivor、Crepello)、ジャックマルロワ賞馬(Lyphard)、仏オークス馬(Highclere)、キングジョージⅥ & クイーンエリザベス・ダイヤモンド・ステークス馬(Vimy)らの名馬の血が流れていること考えると、今後更なる優秀な産駒を輩出することが期待できそうである。

ブラックタイドとディープインパクトの全弟であるウインドインハーヘア03(オンファイア)はサンデーサラブレッドクラブの所有(総額1億5000万で1口375万であるが既に満口。藤沢厩舎)でやはり活躍が期待されている。

ところで、昨日の皐月賞は結果「映画馬券」となったワケで、個人的には当初は2着のシックスセンスも「ヒモ」候補にしていたのであるが、CXに出演されているホースニュース社「馬」の広報部長である某氏の予想でこの馬名が出たとたん(当然のように)に切ってしまった・・・。

見なけりゃ良かった「スーパー競馬」!(こういうのを「後の祭り」、「後悔先に立たず」という)





| | Comments (0) | TrackBack (0)