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July 04, 2007

The principle of KEIO Baseball

kieo_high_logo2何故、塾高野球部・塾野球部を応援しているのか?勿論自分の母校であるということが最大の理由であることは間違いないが、実はそれだけではない。

私は野球に限らずどんなレヴェルであろうがスポーツという行為の基本は「遊び」と考えている。ただ、我が国では明治期に導入されたベースボールという一つの気晴らしの遊びに武道の精神を注入し換骨奪胎して出来上がったのが「野球道」で、正に「和魂洋才」の典型と言える。

この「野球道」の家元といえる存在の一つが早稲田大学野球部であり、現在でもこの影響を色濃く受けているのが高校野球であり、これが我が国のトップレヴェルの野球でも本流となっている。

塾高野球部90年代最強の実績を誇った47回生のチーム(現西武ライオンズの佐藤友亮くんや明治安田生命の吉田翼くんが2年生として在籍しており、95年夏の選手権神奈川大会では決勝戦まで駒を進め甲子園まであと1歩と迫った)が春季大会で準優勝し、関東大会2回戦で対戦した浦和学院の選手に「俺らは遊びで野球をやっているんじゃねえ(、だからお前たちには負けられない)」と言われた際、ある塾高の選手が「野球は遊びだろ」と言い返したと言われている。その真偽のほどは分からないがこれが塾高野球を端的に表す逸話である。

この試合は延長10回3対2で塾高が勝利した。

塾野球部において現在でも最高の戦績をあげておられた前田祐吉元監督が自分が監督として最も誇れることは「部員を全員卒業させたこと」であり「監督は学生が授業を受ける権利を奪うことはできない」、「学生野球とは学生が野球をやっているのであって、その逆ではない」と仰っておられる。

さらに前田さんは野球の本質とは関係のない球場に出入りする際の礼や守備位置との往復の全力疾走など必要ないとも言われている。監督時代に不必要な声出しをする部員を「うるさい、静かにしろ」と嗜めたそうである。

このような、「遊びの精神」を慶應野球が根本に持ち続ける限り、スタイルがどう変化しようが私は応援し続けるであろう。選手から笑顔が出ない野球の試合など私は殆ど観る価値を感じられない。

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