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December 23, 2005

Winter Lounge

winter_loungeクリスマス・アルバム・シリーズ第5弾は、前回の山下達郎の”Season's Greetings”に続いてJ-POPのオムニバス・アルバム。この”Winter Lounge”は杉真理がリーダとなって企画された当時のCBSソニー所属のJ-POPアーティスト達が参加したアルバム。1986年に発表されたのだが長らく廃盤となっており2002年に復刻された。”Yellow Christmas”のプロモーション・ヴィデオのDVDのオマケ付きの復刻盤は、Limited Editionだったようで現在は入手は困難。

日本語で本格的にロック・ポップスを歌う第1世代がティンパンアレー大瀧詠一であったとすれば、その路線をよりポップに明るく軽い方向に進めたのが謂わばその第2世代にあたるこのアルバムに参加したアーティスト達である。山下達郎は”Season's Greetings”ではかなりシリアスに”クリスマス”と対峙した曲を取り上げているが、このアルバムはあくまでも彼らがあの時代をちょっとお洒落に表現した”日本のクリスマス”である。

オムニバスとはいえアルバムのトーン全体は、杉真理の軽快で明るくポップでちょっとセンチメンタルな雰囲気が支配している。個人的にはちょっと外れ気味で怪しいPizzicato Vの”KISS KISS BANG! BANG!”あたりが好みであるが、楠瀬誠志郎が情感豊かに歌う”Party's over”もなかなかの聞き物である。翌年の夏にはこのアルバムの夏ヴァージョンともいえる”Summer Lounge”がリリースされたが、こちらは現在でも廃盤中の模様。バブルの絶頂に向けてのある種の屈託のない世相の一面が反映されており、微笑ましくも懐かしさを感じさせてくれるクリスマス・アルバムである。

Winter Lounge

1. WINTER LOUNGE / INSTRUMENTAL
2. Yellow Christmas / ALL STARS
3. LONELY DECEMBER / 須藤 薫
4. Christmas in the air / PSY・S
5. かってなバイブル / Hi-Fi SET
6. Wonderful Christmas / THE DREAMERS
7. 再会(AGAIN) / 南 佳孝
8. Party's over / 楠瀬 誠志郎
9. 最後のメリー・クリスマス / 杉 真理
10. Kiss,Kiss,BANG! BANG! / Pizzicato V
11. WINTER LOUNGE(Reprise) / INSTRUMENTAL
12. くつ下の中の僕 / ALL STARS




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Comments

はじめまして。
この度は、TBありがとうございます。TB返しさせていただきました。
J-POP史上においても名盤だと思うX'masアルバムです。
杉 真理さんのこういうアイディア・センスは素晴らしいものがあります。
私は杉 真理の書くPOPな曲が好きなもので(笑)
また覗かせていただきます。
これからもよろしくお願いします。

Posted by: kaz-shin | December 24, 2005 at 01:12 AM

kaz-shinさま

ご覧頂きありがとうございます。

爽やかな甘みとちょっとセンチメンタルな味わいがある杉真理の音楽、良いですね。

こちらこそよろしくお願い申し上げます。

Posted by: Flamand@擬藤岡屋日記 | December 24, 2005 at 01:43 AM

杉君はS科の同じクラスにいたことがあります。彼はもう忙しくて試験の
時にしか出てきませんでしたが。勿論某F先輩にとっても御後輩というわけですね。

Posted by: だぽ. | December 24, 2005 at 04:58 PM

だぽ.さま

杉くんってあなたと同期だったのですか・・・(@_@)。

同じ学部だったのは知っていたのですが。でもワタシのトシがばれてしまふ・・・(-_-メ)。

ところで、真理くんは卒業したんでしょうね?(^^ゞ

Posted by: Flamand@擬藤岡屋日記 | December 24, 2005 at 11:01 PM

Flamandさま

>ところで、真理くんは卒業したんでしょうね?

私の口からはとても言えません(^^;)

*良い年末年始をお迎え下さい。

Posted by: だぽ. | December 25, 2005 at 12:29 AM

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