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February 11, 2005

Une aussi longue absence

タイトルは1960年に制作されたフランス映画で邦題は確か「かくも長き不在」だったと思う。但し、このエントリはこの映画の内容とは全く無関係な話題である。

サッカーの話題は度々取り上げているのだが、我が国における観戦スポーツの王者ともいうべき野球に大きな興味を持っていないので殆ど言及した憶えがないのだが、今回はその野球の話題である。

そもそも、子供の頃から他人との協調性に欠ける性格が災いしてか自らプレイするのはサッカーをちょっと囓った程度で、チーム・スポーツとは殆ど無縁な人生を送ってきた。現在でも自ら体を動かすという意味では水泳、スキーなど自己完結型のスポーツしかしない。

さて本題は、ニュースという意味では些か旧聞に属することになり恐縮であるが、我が母校硬式野球部が45年振りに第77回選抜高校野球大会(所謂、春のセンバツ)への出場が去る1月31日に決定したことである。野球には興味はないと言っておきながら、現金なモノでこのニュースに接して微かな(ホントはかなり)心にときめきを感じたのは隠しようもない事実である。

在学当時(いつとは言わないが、かなりの昔である)の母校の野球部と甲子園に間には数光年の距離があったように思う。私立とはいえ、所謂「野球ガッコ」ではなかったので、選手として実績のある子を優先的に入学させるわけでもなく、スポーツの全国大会レヴェルで活躍していた在学中の選手に対して進級・進学に特別な配慮もしてくれず、彼らが定期試験の際には四苦八苦していたことを記憶している。

野球に興味がないと述べたが、とりわけ甲子園を頂点とした「高校野球」は大嫌いである。高野連の建前である「教育の一環としての野球」というポジショニングと甲子園に出場するようなトップレヴェルの「野球ガッコ」の現実との乖離が激しすぎるからである。

古いモノ必ずしも悪いとは言わないが、「高校野球」の体質・有り様はあまりに古すぎる。殆ど第二次大戦以前と変わっていないような気がする。クラブ活動であるハズなのに、「野球ガッコ」の野球部では徹底したエリート主義に貫かれているそうで、一軍と二軍(三軍もあり?)では全く扱いが違うという。近頃メディアを賑わせた大学運動部員の不祥事もこの延長線にあるとしか思えない。

特に夏の甲子園への予選や本大会の試合スケジュールには呆れてモノがいえない。未だ成長過程の高校生を酷暑の中で、過密なスケジュールで試合させるということに高野連は何の問題意識も持っていなのであろうか?

現在の「高校野球」に大分批判的なことを述べたが、幸いにも現在の我が母校の野球部は監督に人を得ているようで、このようなベクトルとはかなり異なった「Baseball」を目指しているらしい。事実、野球部のサイトでも監督自ら「たかが野球」「春の選抜に向けて調整はするつもりはありません」と明確に述べておられる。ゲームとはいえ勝負であるから、勝つことは重要である。端から負けようと思ってゲームに臨むものなどいないが、勝つことだけが全てではない。

個人的には異様な世界に映る甲子園で、我が母校のチームが他のチームとは一味も二味も違う野球があるということをアピールしてくれればと願うばかりである。

例によってかなり臍曲がりな応援メッセージになってしまったが、若く心柔らかなOB諸兄の熱き想いは以下のエントリを参照していただきたい。

センバツ!(ISSUES 2005)
「45年ぶり出場ということの意味」(けいたまんのブログ)
45年振り!慶応高校 甲子園出場!!(esbokの社会人3年目生活)
センバツ甲子園出場!(A#17)
45 年振り(Too Much Big Mouth May Kill You!)

k-flag2一(かなり古い)OBとしては、この旗が甲子園に翻るのを見るだけでも大満足である。





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Comments

TBありがとうございます。本当におっしゃるとおり、勝ち負けは関係ないですが、できれば勝った上で独自の野球を見せて欲しいですね!

Posted by: mondo | February 12, 2005 at 01:22 AM

はじめまして。TBありがとうございます。おっしゃる通り高校野球はバカげたおかしなことだらけです。塾高の出場が少しでも新風を吹き込むことになれば良いですよね。

Posted by: E.T. | February 13, 2005 at 06:33 PM

TBありがとうございました。今回の件でネットを通じて多くのOBの方と知り合うことができて大変うれしい限りです。塾旗もですが、神宮で若き血を歌うことはできても甲子園で歌える機会は滅多にないので楽しみです。

Posted by: yu-ya A#17 | February 13, 2005 at 07:33 PM

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