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June 21, 2004

A disaster in Scottish Opera

1962年にサー・アレキサンダー・ギブソンのよって創設されたスコットランド・オペラであるが、このところ財政難のためその存続が危ぶまれるニュースがU.K.の音楽界を賑わせている。

Scottish Arts Council Proposed Plan to Shut Down Scottish Opera Entirely(Andante - The Scotsman)

それに伴って、以下のような具体的なアクションが取られたことが伝えられている。

Opera chorus sacked at La Boheme(scotsman.com)

boheme.jpg

エディンバラでの『ボエーム』公演中にコーラス34名全員に解雇が通知されたそうである。しかも、舞台への出番の10分前に。まだ、この『ボエーム』は4公演が残っていたとか。

崩壊途中の組織ではまま起こることではあるが、解雇のやり方としては最悪の方法である。今更時計の針を戻すことはできないが、いづれ人員整理を行う必要があるにしても、こんな事態に至る前にマネージメントはやるべきコトや方法があったハズである。「悪いニュースほど早く伝える」という鉄則を無視すると、こんな最悪なことが起こる。

ワールド・クラスのオペラ・ハウスでも財政の厳しさはどこでも抱えている問題だが、このようにドメスティックなオペラ・ハウスがより厳しい状況に追い込まれているのは事実である。


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Comments

他人事ではありません。(-_-;) ドイツでも小規模な市立劇場などでは同じようなことが起こっています。ミュンヘン・オペラも予定されていたオペラを数本削るなどして、様々な手段で財政を切りつめております。劇場の広報係は「われわれの劇場がそういう事態になった時は、この世でオペラという芸術が終わりを告げたということ」と自信を持っているようですが、歴史が教えるように何事も崩壊する時というのはあっという間です。この世界、何が起こってもおかしくない。(^_^;)

Posted by: 【篠の風】 | June 22, 2004 at 11:12 PM

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