« Prima la musica, poi le parole (dopo le parole) ~ その2 | Main | ThinkPad 600X Upgrade Implementation ~ その2 »

April 03, 2004

Prima la musica, poi le parole (dopo le parole) ~ その3


<<< Prima la musica, poi le parole (dopo le parole) ~ その2

3月のはじめに、拙文チェチーリア・バルトリの近況Die Presseの記事をご紹介した。些か古い記事で恐縮だが、、バルトリが2月にニュー・ヨークで同じサリエリのプログラムでリサイタルを開いた際のインタヴュ記事を見つけたので「Music of a man who didn't kill Mozart」もご紹介しておく。

バルトリはピーター・シェーファーの舞台やミロス・フォアマンの「アマデウス」で描かれている「モーツァルトの毒殺者」というサリエリ像の定着に危惧を抱いているようだ。(実際には、ガーター亭の「サリエリかぁ。。。」で亭主どのが述べておられるように、作品のテーマは「人間と神」とか「父と子」だと思うが、普通はそこまでは深読みはしないかも・・・)

バルトリはアーノンクールによってサリエリに開眼させられたそうである。彼女はそれまではサリエリに関する詳しい知識は持っていなかったが、スコアをさらっているうちに、"大興奮!"だったと思い出を語っている。彼女は現在のオペラハウスでは未だマイナーな作曲家に過ぎないサリエリ復興の旗手になろうかという意気込みである。

実際、Deccaによれば彼女のヴィヴァルディのアルバムが80万枚、グルックが50万枚の売り上げに対し、サリエリは30万枚とマイナーな作曲家のクラシックCDとしては驚異的に売れている、とのこと。(店主も実感したことがあるが、欧米のバルトリ人気は日本での想像を遙かに超えている)

デビュー当時は、ロッシーニやモーツァルトを中心に歌っていたバルトリであるが、その後ヴィヴァルディをレパートリに加え現在はサリエリである。今後は17世紀まで遡ってモンティヴェルディ、フレスコバルディを視野に入れているようである。(記事では、「Heading for gold」というサブタイトルが付けられている)

着実にバロックの様式は身につているバルトリであるが、店主の心配はやはり彼女の「声」である。Amazonでサリエリのほん触りを試聴してみたが、なんとこれまで録音では聞こえなかった「声」の荒れが・・・。単に、ネット経由の貧弱な音質が原因ならば問題ないのだが。(以前は実際の舞台では聞こえても、録音では巧妙にカヴァーされていた・・・)

 Prima la musica, poi le parole (dopo le parole) ~ その4 >>>

|

« Prima la musica, poi le parole (dopo le parole) ~ その2 | Main | ThinkPad 600X Upgrade Implementation ~ その2 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17025/390786

Listed below are links to weblogs that reference Prima la musica, poi le parole (dopo le parole) ~ その3:

« Prima la musica, poi le parole (dopo le parole) ~ その2 | Main | ThinkPad 600X Upgrade Implementation ~ その2 »